左頸骨高原骨折闘病記11  リハビリ2分の1荷重開始と、バランスボールを使ったら膝の可動域更新した

 

転倒して左頸骨近位端と腓骨(スネの骨とその横の細い骨の膝側)を骨折し、保存的治療となりました。左頸骨高原骨折闘病記10 の続きです

受傷5週目 2分の1荷重とは

受傷5週目

6月12日から2分の1荷重となりました。
いよいよ今日から両足均等に体重をかけてもいいということです。

リハビリ室にて前回と同じく体重計を2つ並べて片足ずつ乗せ、それぞれ重さを計りながら体重を移動していきます。
体重計が同じ重さを示すように立つ練習。そのままの荷重で歩く練習

今まで右足立ちが中心だったため、どうしても右足に重心が傾いてしまい、
左の患足に重心を移動しようとしても力が入りません。
左足を力一杯踏み込んでようやく2分の1にいくかいかないかくらい。

わいまま
わいまま

左足だけで立ってる感じがします

理学療法士さん
理学療法士さん

 3分の1荷重を始めた時も同じ事を言ってましたよ

2分の1荷重になって立位はすごく楽になりました。

安定するので歯磨きやトイレの時、顔を洗うのも不自由なくできます。



仁王立ちもできるし、
両手を上げてノビノビーとすることもできます。

松葉杖の練習

松葉杖歩行の時も2分の1荷重なのですが、

前よりも少し多めに踏み込むってくらいで実際どれくらい体重をかけているのかは怪しいところ。

シューズに体重計がついていればいいのに・・・

それでなくても松葉杖歩行は難しい。

前に障害物がないかとか、

水滴が落ちていないかとか、
(廊下が濡れてて杖の先を滑らせたことが数回あったので)

そういうところに意識が集中してしまう。

私の担当は新卒で社会人一年生の理学療法士さんなのですが、

ひとりで歩いていると、担当とは違う先輩の理学療法士さんに廊下で呼び止められた。

先輩理学療法士さん
先輩理学療法士さん

 わいままさんの歩き方を見ていると今にも転びそう。もっと軽く歩けますよ。

 


と、松葉杖のレクチャーをしてくれました。

その廊下は、両側に長椅子が並べられていて、
整形外科なので朝から暇で元気な患者さん達が集まっていつも井戸端会議をするところ。
私もよく井戸端会議に参加します。

トイレや一階のリハビリに行く時には必ずその間を歩いて注目を浴びます。

花道とも言われています。

暇で元気な患者さん達は、
私が松葉杖のレクチャーを受けている姿もしっかりチェックしてくれていたので、
私が松葉杖でその前を通る度に、

患者さん
患者さん

上手に歩けるようになったね

患者さん
患者さん

カツカツと前みたいに引きずるような音がなくなったよ

など、褒めてくださいます。

膝の可動域が120度に更新

可動域は先週の90度から105度まではすんなり曲がっていったけど、
105度のまま5日間も停滞。

それも自力では曲げることが出来ず、
理学療法士さんに手伝ってもらって痛ーいところまで曲げてもらってこの角度。
感覚としては膝の前部に大きなガムテープが貼ってあって突っ貼って伸びないって感じ。

頑張って曲げても、膝を元に戻す時にまた痛い。

よくアスリートが

 練習を1日休んだら取り戻すのに3日かかる

というが、
4週間休んでいた私は取り戻すのに一体どれくらいかかるのかな。
とちょっと落ちこむ。

ところが、6日目。

直径50センチほどのゴムのボール(バランスボール)を使ってみたら・・・

今までは仰向けになって、
理学療法士さんに手伝ってもらいながら自力で膝を立てていたのですが、

 

仰向けの状態で
バランスボールの上に左足首を乗せたまま
膝を曲げてお尻の方に引き寄せる。

ボールを転がすようにするので力を入れなくても楽に膝を曲げることができるし、
自分の加減で曲げることができるので恐怖感がない。

なのでなので、

いきなり120度まで曲がりました。

記録更新(๑˃̵ᴗ˂̵)

こういうことがあると、モチベーションが上がり、断然やる気が起きるのです。

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