頸骨高原骨折闘病記① 大型犬と遊んでて転倒

52歳にして初めて骨折を経験しました。

仕事も出来ず、装具固定で脚の腫れや痛みが続き、一時精神的にも参ってしまったこの経験を、もしかしたら同じような怪我の誰かの役に立てたらという思いと、備忘録も兼ねて記録に残したいと思います。

愛犬 グリム(ワイマラナー)と公園に遊びにいった

2019年のGW明けの5月7日夕方、

愛犬ワイマラナー のグリムを、トイドローンで撮影しようと、車で少し奥まった場所にある公園に出かけました。

この公園は、18時を過ぎるとほぼ貸し切り状態で遊べるため、ちょくちょくグリムを連れて遊びに行っていた公園。

18時の閉園後もしばらくは公園の門が開いているため、誰にも気を使わずに大型犬を遊ばせることができました。

近くの木にグリムをリードでつなぎ、上から撮影しようとドローンを飛ばす。

トイドローンなので、 すぐに風にあおられ、グリムの近くに墜落した。

グリムがドローンをくわえる前に回収しなくちゃと、ドローンに向かって走ったそのとき、

木に繋いでいたグリムのリードに引っかかり、バランスを崩して膝を変な方向に曲げて転んでしまった。

一瞬息が止まるくらい痛かった。

起き上がることができない。

グリムは不安そうに見ている。

グリムを繋いでいた木までなんとか這っていき、

その木の名札?を引き抜いて、杖代わりに立とうとしたが、左膝に全く力を入れられない。

夕方の貸切状態の山の広い芝生に

ぽつんと飼い主と大型犬。

駐車場まではここから300メートルほどある。

スマホは手元にあるし、電波もなんとかはいる。

夫は仕事中なので、連絡しても電話にでないだろうな。

近所の友人に電話して助けてもらおうかな。でも大型犬を扱える友人はいないよな。

救急車を呼ぼうかな。でも犬はどうするのかな。犬は救急車に乗せてくれないよね。

倒れたままスマホとにらめっこして、

スマホの電源が切れるまでに、

辺りが暗くなってしまうまでに

なんとかしなくちゃ 

どうしようと、

倒れたまま途方にくれていた。


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