左頸骨高原骨折闘病記14 リハビリ3分の2荷重と可動域120度の壁

左脛骨高原骨折、左腓骨近位端粉砕骨折で、保存的治療となった私の闘病記です

左頸骨高原骨折闘病記13 の続きです。

3分の2荷重で歩行練習

受傷6週目の6月19日から3分の2荷重となりました。

患足に3分の2までなら体重をかけてもいいよということです。

リハビリ室では体重計にのって3分の2を覚えるようにしますが、
体重計からおりるとわからなくなるので、
片足立ちはできないけど、重心を少しくらい受傷した足にのせても大丈夫
という程度の感覚で。

松葉杖歩行は随分楽になり安定してきました。

廊下で並んで座っている先輩患者さま達にも、歩くのが上手になったと褒められます。
いくつになっても褒められると嬉しいものです。

松葉杖を使って階段昇降の練習

外出許可が出たので、美容院にも行ってきました。

いつもお世話になっている美容院ですが、
念のため事前にLINEで美容院内に段差があるか聞いたところ、

美容師さん
美容師さん

入り口にひとつと、シャンプー台に上がる時にひとつありますよ

外出の前日、理学療法士さんに段差のクリアの仕方を教えていただきました。

昇るとき

  1. 松葉杖で階段の前に立つ。
  2. 健足(受傷していない方)を段にのせる。
  3. 健足に力をいれて両松葉杖を段にのせる。
  4. 患足(受傷した足)を持ち上げる

降りる時

  1. 両松葉杖を下の段に下ろす。
  2. 患足(受傷した足)を段の下におろす
  3. 患足を松葉杖で支えて健足(受傷していない足)を段の下に下ろす

入り口の段差は教えてもらったとおりに、
①健足  ②松葉杖  ③患足
の順に足を運び無事に上がることができたのですが、

シャンプー台の段差が結構高く、
松葉杖で身体を支える勇気がなくて、
結局松葉杖を外して、
両隣の棚に手をかけて、片足ケンケンで上がりました。

元気だったころ、
シャンプー台から降りるときに
「足元に気を付けて下さいね」
と声をかけていただくものの
特に気にすることなく行き来していた段差が、

今回はすごい障害物感

可動域120度の壁

先週17日に120度まで記録を伸ばした膝関節の可動域ですが、
その後また停滞期を迎え、
毎日リハビリをしているのにも関わらず
5日間進歩せず。

勝手に「120度の壁」と名前をつけていました。

次男がスイミングスクールの選手コースにいたころ、
順調にどんどんタイムを伸ばしていく時期と、
練習してもしても
あと少しで大会標準記録を更新しそうなのに、
なかなか更新できない時期とがあり、

壁に当たる」とか、

また、そのタイムを突破すると、ぐんぐんまたタイムが伸びていき
壁を乗り越える」とか
表現していたのを思い出しました。

この可動域も壁に当たったな。

壁を越えるためにやってみたこと

なんとか乗り越えなくちゃと焦りもあり、

朝食のあと、軽い腹筋運動で身体を温め、
その後ストレッチで股関節や肩関節を伸ばし、
午前のリハビリのお迎えが来るまで、
ベッド上で出来るだけ、膝の曲げ伸ばしをしておきました。

右足(健康な足)は伸ばしてベッドの縁に引っかけて後ろに倒れないようにし、
左足(受傷した足)を三角座りして膝を抱え、
痛いところまで引き寄せてじっと我慢。

少し伸ばして、
また引き寄せてじっと我慢。

と自主トレ。

リハビリ室にいくころにはだいぶん柔らかくなっており、
理学療法士さんのマッサージもあり、

自分の手で引き寄せれば、

22日 127度

24日 130度 まで曲げることができました。

私、壁超えたな。✌︎(‘ω’✌︎ )

受傷直後は、
ひたすら安静にして骨がくっついてくるのを待つのみだったのですが、
ニーブレースが外れて荷重をかけ始めると、
D rやPTの指示を超えない範囲で、
自分でもどんどん積極的に動かしていく必要があることを実感したのでした。

無理は絶対禁物ですけどね。

この次はいよいよ全荷重。
杖なしでも歩いていいですよってことです。

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